子どものうそ

 

先日の保護者様のご相談の中で

「子供がうそをつくことが許せない」

という言葉がありました。

「学校に行かなくてもいいんです。でも嘘だけはつかないでほしい。

娘は私を信頼していないのでしょうか?」

とおっしゃいました。

「では、お母さんはお子さんにうそをつくことはありませんか?」

と伺うとハッとされました。

うそはいけないことなの?

確かに「うそ」をつくことはいけないことだと教わって育ちます。

「うそは泥棒の始まり」

ということわざもありますよね。

反対に

「うそも方便」

と「うそ」を肯定したことわざもあります。

「うそ」をつくことは本当にいけないことなのでしょうか?

うその理由

うそにも理由があります。

お子さんがうそを言ったのはどんな気持ちが働いたからなのでしょうか?

<うその種類>

・言い訳

・自分をかばう

・その場のがれ

・罪を隠す

・不信感

・親をためす

・あきらめ

・甘え

・思いやり

 

子どものうそとは

「子どもがうそをつくのは健全に成長している証拠です」

今までの親の価値観から抜出そうとしているのです。

内容が良い悪いではなく

自分自身で考えて行動した結果うそをつきますから

内容だけ見ると悪いことかもしれません。

しかし人間は失敗して成長していく生き物です。

「うそ」の種類もいろいろあります。

お子さんがなぜ「うそ」をついたのか

一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか?

お子さんの気持ちを受け止めながら協働調整していくことで

ついていい「うそ」

ついてはいけない「うそ」

の分別ができるようになっていきます。

関連記事

  1. 子どものストレス

  2. 個性と多様性と可能性

  3. オンライン親の会

  4. 大切なことを伝えるとき

  5. 性格は変えられる?

  6. HSC

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。