こんにちは。
今日は子どものストレスについて論理的に考えてみたいと思います。
厚生労働省委託事業「働く人のメンタルヘルスポータルサイト『こころの耳』」というサイトがあります。このサイトはわかりやすくおすすめです。
「ストレス」に関する情報も下記のように書かれています。
「ストレス」とは
もともと金属学で用いられていた言葉で、歪み(ゆがみ、ひずみ)のことです。ストレスは、ストレス刺激となるもの(ストレッサー)と、ストレス刺激を受けて生体に歪みが生じた状態(ストレス反応)とに分けて考えることができます。元来は後者のみをストレスと称していましたが、現代ではストレス刺激となるものを指してストレスという場合もありますし、ストレス反応とあわせて全体を称してストレスという場合もあります。
職場におけるストレスとしては、係長や課長などへの昇進、支店から本社への抜擢、通常の転勤、仕事の内容の変化、同じ部内での配置換え、上司や同僚、部下との対人関係葛藤、リストラ、単身赴任など多彩なものがあります。適応障害や職場不適応症の発症要因の1つになっています。明らかに職務適性がない場合やパワーハラスメント、セクシヤルハラスメントなどのケースに対して、治療的配置転換(原則1回限り)は有効です。 また、心理的・社会的ストレスから生じる病気や、ストレスによって経過が悪くなると考えられる病気をストレス関連疾患と呼びます。胃・十二指腸潰瘍、本態性高血圧症、過換気症候群、片頭痛、心臓神経症、神経症、自律神経失調症その他多くの疾患があります。
このサイトは、「働く人のメンタルヘルス」なので職場のストレスが並べられています。
でも、この内容は子ども達にも当てはまる内容だと思います。
このように当てはめてみました。
- 係長や課長などへの昇進→ 学年が上がることでの責任
- 支店から本社への抜擢 → 周りの期待に対してのプレッシャー
- 通常の転勤 → 新しい環境への不安
- 仕事の内容の変化 → 勉強・受験の不安
- 同じ部内での配置換え → クラス替えやマウンティング
- 上司や同僚 → 先生やクラスメイトとの関係
- 部下との対人関係葛藤 → 学校での人間関係
- リストラ → いじめ
- 単身赴任 → 仲間外れ
こう考えると、子ども達の世界も大変です。
ストレスがたっぷりです。
現代の子どもたちはSNSを利用し、利用されています。
時に魔物になるSNS。
発達段階の未熟な子ども達が振り回されることは当然だと思います。
学校に行けなくなる気持ちも理解できますよね。
こころの耳の文章からも、ストレスが心身の病気に大きく影響していることが書いてあります。
心理的・社会的ストレスから生じる病気や、ストレスによって経過が悪くなると考えられる病気をストレス関連疾患と呼びます。胃・十二指腸潰瘍、本態性高血圧症、過換気症候群、片頭痛、心臓神経症、神経症、自律神経失調症その他多くの疾患があります。
起立生調節障害や腹痛・頭痛・めまいなどもストレス関連疾患だと言えます。
周りの大人(保護者や先生)は子どもの学校や家庭での変化を見逃さないでほしいです。
ストレスが溜まって限界にいくと身体に症状が出ます。
早期対策で、心の傷も浅くなります。
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