季節性うつにご用心

[季節性うつ]

毎年同じ季節になると気分が鬱々としてくるなぁ〜
とお感じの方いらっしゃいますか?

それ季節性うつかもしれませんよ。

季節性感情障害(SAD)
といいます。

症状の多くは普通のうつに見られるものと一緒です。

うつ病の主な症状
  ・感情の障害
    気分がスッキリしない
    些細なことで落ち込む
    すぐいらいらする
    悲しくなる
  ・意欲や行動の障害
    何もしたくない、億劫
    食欲低下
    睡眠障害
    疲れやすい
    すぐに涙が出る
    人と会いたくない
    以前は楽しめていたことが楽しめない
  ・思考の障害
    簡単なことが決められない
    集中が続かない  

ただ、違うところもあるんです。


SAD(冬型)の場合は睡眠時間が長くなり食欲も増すことが多いことが特賞の1つです。

・SAD(夏型・梅雨時期)の場合は食欲低下(体重減少)不眠などの症状が出ることが特徴です。

時期が終わると自然と症状が改善されていきます。
でも毎年3〜4ヶ月、1年の3分の1を鬱々と過ごすのは辛い事ですよね。

メカニズム、原因ははっきりわかっていませんが日照時間に関係していると言われています。
冬型の場合、日照時間が短くなることにより
★ 体内時計を司っているメラトニンの分泌のタイミングが不規則になること
★ 光が不足すると脳内でセロトニンの分泌が減り脳の活動が低下するため
と考えられています。

 ○ 朝布団から出られない
 ○ チョコレートなどの甘いものが食べたい
 ○ 炭水化物を多くとってしまう

などの症状が出ていたら要注意です!

今の季節のSADは体重増加に直結してしまいます。
そして、なんと
女性のほうが3倍も多いというデータが出でいます。

怖いですよね。

このような症状を感じたら、重度になる前に自分で意識して、下記のことをやってみて下さい

★ 運動をする(ウオーキングなど野外で出来てはじめやすいものがオススメです)

★ できるだけ屋外に出て、日光に当たりましょう。

★ 周囲の人の理解と協力を得て頑張りすぎないようにしましょう。
(出来るときにできる事から始めましょう)

自身でのケアが難しいようでしたらご相談下さい。
認知行動療法で改善が見られるケースが多い季節性うつ。
一緒に向き合ってみませんか。

関連記事

  1. HSC

  2. 大切なことを伝えるとき

  3. ポジティブvsネガティヴ

  4. 性格は変えられる?

  5. トークン・エコノミー

  6. 幸せから逃げないで

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。